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鍼・灸(はり・きゅう)Q&A


鍼灸のこと、少しでも知ってくださいね


鍼・灸(はり・きゅう)Q&A

Q・はり・灸ってどんなことをするのですか?


A・はい、鍼・灸は体の表面に現れた「ツボ」に対して刺激をする為のものです。鍼の長さは色々ですが、おおよそ3cmから6cmで、太さは髪の毛ほどで、縫い針や、注射の針とはまったく違います。灸はヨモギの葉から作られていて、「もぐさ」と呼ばれる、黄色いふわふわした感じの物で、お米粒の半分くらいの大きさで使います。  

私たちは、どんなに健康と思われる人でも、体に「ひずみ」を持っていて、必ず体表面にその反応が現れます。昔の人たちはその「ひずみ」の場所を「ツボ」と呼んでいました。そして「ひずみ」をそのままにしていると病気になってしまうこと、そこで「つぼ」を効果的に刺激すると、体の「ひずみ」「違和感」が解消し、症状を軽快させ、病気を防ぐことを、長い経験の中から、知っていました。

鍼は、その「つぼ」に少しだけ刺入し、灸は温熱刺激を与えて「ひずみ」を調整するものです。

痛みは無く、熱さは心地の良い程度で、信じられないかも知れませんが、ほとんどの方が治療中に寝てしまいます。


Q・鍼や灸って本当に効くんですか?


A・鍼・灸には痛みを緩和する効果、自律神経の調整による内臓の活性化、免疫機能を高めるなど、病気から体を守る多くの効果が有ります。もちろんこれらの効果の解明は未だ充分ではありませんが、日本やアメリカ等、多くの国の医学者や医療機関で科学的に研究されています。あるつぼに鍼や灸をすると、その刺激は脊髄から脳に伝わり、神経・血管・リンパ系を介して痛みなどを調整し、身体を安定した状態に改善していきます。また、鍼・灸刺激を与えることにより、局所又は全身の血液循環をよくし、痛みを起させる物質の局所濃度を低下させ、栄養分に富む新鮮な血液を供給することにより、痛みを和らげる作用も有ります。


Q・感染の心配はありませんか?


A・絶対にありません。使用する鍼や器具等は高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)で、厚労省規定による121℃の飽和水蒸気で20分間保つことによりウィルス等の微生物を滅菌します。また、ディスポーザブル鍼(使い捨ての鍼)や患者さん専用の器具をご用意しております。


Q・健康保険でも鍼灸は受けられるのですか?


A・はい。下記の疾患に関しては医師の同意書があれば受けられます。

1・神経痛 2・リウマチ(関節の痛み) 3・頚腕症候群(肩凝り、上肢の痛みなど)

  4・五十肩 5・腰痛症 6・頚椎捻挫後遺症 7・関節症

*必要書類は当治療院に有りますので、詳細等、お気軽にご相談ください。


Q・何か最近からだの調子が悪いです。寝つきも悪く、食欲も無くて便秘気味です。首や肩が凝り、腰も重く、手足が冷えます。病院に行って検査は受けましたが、特に異常無く、悪い病気ではないと言われているのですが、鍼灸で良くなりますか?


A・病院での検査結果で異常が無いとのことですので、おそらく自律神経の乱れが原因のように思われます。鍼灸は自律神経を調整し血行を良くします。少し続けて通院されると、とても楽になると思いますよ。


 
 

鍼灸専門治療院 帯広杏林堂

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